
タイガー立石 昭和16年-平成10年 福岡県生まれ
『アラモのスフィンクス』 昭和41年作 東京都現代美術館所蔵
本名は立石紘一といいます。19歳のときに上京、21歳で美術界にデビューして頭角を現します。絵画・漫画・ポップアート・絵本・作陶・掛け軸・絵巻物…。一つのジャンルにとどまらず、多彩な作品を生み出しました。
昭和44年にはイタリアに居住し、主にヨーロッパを舞台に活躍します。13年間の滞欧生活を終えて帰国後は、絵本の出版や作陶を手掛けました。

山口長男 明治35年-昭和58年 京城(韓国・ソウル)生まれ
『作品(かたち)』 昭和29年作 東京都現代美術館所蔵
「長男」とかいて「たけお」と読みます。父は朝鮮に渡って一代で大地主となった人物で、長男は19歳までを京城で過ごしました。その後東京美術学校で学びます。
日本の抽象絵画の先駆的な開拓者の一人です。

岡本神草 明治27年-昭和8年 兵庫県生まれ
『アダムとイブ』 大正期の作品 星野画廊所蔵
京都市立絵画専門学校で学びました。早くに亡くなり、遺された作品が少ない作家です。
とても大正期に描かれたとは思えない、新しい感覚の作品ですね。

三岸好太郎 明治36年-昭和9年 札幌生まれ
『海と射光』 昭和9年作 名古屋市美術館所蔵
上京し、苦労を重ねながら独学で油絵を学びます。繊細で詩情に満ちた作品を描き、独特の画境を切り開きましたが、画業半ばにして31歳の若さで亡くなりました。