
小川芋銭 明治元年-昭和13年 江戸赤坂溜池生まれ
『丁卯清平』 大正15年作 茨城県立美術博物館蔵
牛久藩大目付を父に持ち、江戸赤坂溜池の牛久藩邸で生まれました。本名を茂吉といいます。
若い頃新聞社の臨時職員になり、事件現場へ行って事件の様子をスケッチする仕事をしていました。茂吉の絵は世間で大変評判になりましたが月給はかなり低く、毎日の生活は苦しいものでした。しかし一日中絵を描いていられるので、茂吉はこの仕事に満足していたそうです。
「世の中、金はなくても良い。自分には芋を買うだけの銭があれば十分だ。」と言い、芋銭が誕生しました。