◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アート トレンディー Art Trendy.net No92◆◆
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2007.6.1
目次
1.《交換会について!》
2.《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”》
3.《Art Trendy.net》
4.《メルマガ・バックナンバー》
■《交換会について!》
前号では美術商についてお話を致しましたが、
今回は「交換会」について説明したいと思います。
まず交換会とは「美術商だけが参加できる業者間の
オークション」のことです。
築地の市場や中古車のオークションも業者だけですので
それと同じと考えて下さい。
中古車の場合はコンピューターを使いボタンを押しながら
セリを進行しますが、我々の場合は築地と同様に声をかけて
セリを行なっています。
さて、交換会には次の3つの大きな役割があります。
1“商品の換金”
2“作品の仲介”
3“相場の形成”
さて、どのような商売でも在庫商品全てを売り切る
ことは難しいのではないでしょうか。
そこで殆どの業界では在庫をセールなどを行なって
換金をしているようですが、私達・美術業界では
交換会を通して商品の換金を行うのが一般的です。
もし私が交換会で作品を売れば、その代金は原則的には
翌々日までには入金されてきます。
その売ったお金で資金繰りに使うなり、あるいは別の
新しい作品を交換会で仕入れることもできるのです。
(商品の換金と作品の仲介)
「画廊は日銭が入らないから、資金繰りは大変でしょう」
とよく言われます。
しかし実際には交換会がありますので、傍目よりは相当に
楽ではないでしょうか。
何よりも食品のように腐りませんし、また洋服のように
年毎の流行がありませんので、相場の変動がなければ
100万円で買った作品はいつでも100万円前後で売却する
ことができるのです。
即ち「作品」イコール「現金」とも考えられます。
次に「相場の形成」についてですが、
美術品も例外に漏れず需要・供給のバランスによって
価格は形成されています。
例えば、横山大観の「富士山」を探しているコレクターが
多ければ多いほど値段は上がっていきます。
当たり前ですが供給が少なく、需要が多ければ多いほど
相場は強くなるのは必然です。
まさしく兜町での株式の売買と同じではないでしょうか。
ー次号に続くー
■《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”のお知らせ》
今回は4月末に神奈川県三浦半島・観音崎に開館した
『 横須賀美術館 』を特集しています。
下記のURLから是非ともご覧ください。
( http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060428/101849/ )
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