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◆◆ アート トレンディー Art Trendy.net No84◆◆
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2006.10.30
目次
1.《絵画市場の基礎知識! 》 第7話・美術品の種類(2)
2.《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”》
3.《Art Trendy.net》
4.《Art Trendy カフェ》
5.《アートログ》
6.《メルマガ・バックナンバー》
■《絵画市場の基礎知識!》第7話・美術品の種類(2)
前号では日本画と洋画についてお話しましたので、
今回は版画について簡単に説明したいと思います。
さて、版画は皆さんがよくご存知のように、版を作って
刷るという表現方法で、同じものを何枚も作れるというのが
大きな特徴です。
その技法により、大きく以下の4つの形式に分けられます。
1.凸版(例・木版)
日本では浮世絵などで伝統的に用いられてきた技法で、
木の板に彫刻刀で絵柄を彫り、製版して刷る技法で、
板目木版と木口木版があります。
板目木版は木を縦方向に切った面を彫刻刀で彫り、
版材としては桜、桂、朴、シナベニヤが使われています。
一方、木口木版はイギリスで生まれ、板目木版とは違い、
木を輪切りにした面を彫ります。
版材はツゲ、ツバキ、レモンウッドなどを使いますが、
それらは非常に硬くて彫刻刀が使えない為に、銅版画の
道具であるビュランを使って彫ります。
木口木版は板目木版とくらべて精巧で密度の高い彫版が
可能です。
2.凹版(例・エッチング)
銅板や亜鉛版に耐酸性のニスを塗り、針などで線を刻み、
酸で凹部の線を腐食させ、そこにインクをつめて印刷する
技法です。
3.平版(例・リトグラフ)
石版などの上に油性のクレヨン等で作画して、その上に
アラビアゴム液を塗り、作画した部分だけインクがのる
ようにする技法です。
4.孔版 (例・シルクスクリーン)
木枠に絹またはナイロンを張り、その網目をフィルム
などを使った方法でふさぎ、ふさがれていない版の孔を
通してインクを下に押し出す技法です。
ー次号に続くー
■《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”のお知らせ》
“杉江隆の美術散歩”が日経ビジネスオンラインで連載される
ことになりました。下記URLでお読みください。
( http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060809/107763/ )
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