◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アートコンサルティング・ギャラリー杉江 - No54-
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2003.12.13.
- 目次 -
1.《アール・デコ様式!》
2.《杉江画廊が推奨する今週の逸品!》
3.《ホームページの内容》
皆さん如何お過ごしでしょうか。
クリスマスも近づき、街はとても華やいできています。
忘年会もたけなわですが、飲みすぎで体調などを崩さないように
気をつけてお過ごしください。
■《アール・デコ様式!》
皆さんは白金の東京都庭園美術館を訪れたことがあるでしょうか?
ここは旧皇族朝香宮家の邸宅として昭和8年に完成された建物を
昭和58年に東京都が美術館として公開を始めました。
開館20周年として「アール・デコ様式」展が現在開催されています。
「アール・デコ」とは19世紀後半に生まれた「アール・ヌーヴォー」
に続き、1920〜1930年代にフランスを中心に発展した美術様式です。
「アール・ヌーヴォー」の曲線的な装飾に対し「アール・デコ」は
直線と立体によるメカニックな幾何学的装飾が特徴だといえます。
朝香宮鳩彦(やすひこ)殿下と允子(のぶこ)妃殿下は1920年代の前半を
アール・デコ全盛のパリで過ごしました。
そして日本帰国後に新邸の建設を進めるにあたりバリで新鮮な感動に
触れたアール・デコ様式を選択したのです。
その設計に携わったのは宮内省内匠寮のエリート設計技師達であり、
東京国立博物館や赤坂離宮も彼らが手掛けています。
また殿下自らがフランスのアンリ・ラパンに内装を依頼するなど
自邸の設計に積極的に取り組まれていました。
目黒通りに位置するゲートから、樹々の緑に囲まれた小径を200m程
進むと気品ある邸の正面に辿り着きます。
玄関を入ると、翼を広げる女性像のガラスレリーフ扉が私達を出迎
えています。
それはガラス工芸家のルネ・ラリックが朝香宮邸のためにオリジナル
モデルとして制作したものです。
そして館内に入るとすぐに「次室」があります。
そこは私が同館を訪れる度に感慨を覚える「お気に入り」の部屋
です。
モザイクの床、黒漆の柱、オレンジ色の人造石の壁に囲まれた
空間に、約2mはある白色のセーブル製香水塔が置かれています。
その香水塔はアンリ・ラパンがデザインし、フランス海軍が
寄贈したものです。
当時は香水塔上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを
漂わせたとのことです。
それを見る度にフォルムの美しさを追求した当時のエレガントな
モダン・デザインを感じざるを得ません。
朝香宮邸は約70年を経て、日本に残るほとんど唯一の完全な
アール・デコ建築だと言えます。
絵画、工芸品、家具の逸品を鑑賞し、それらと一体となしている
建築美とのハーモニーを十分に満喫することができると思います。
庭から邸を眺めるうちに、時を超えて輝く匠達の造形への情熱と
熱い息吹に忘我して思いを馳せていました! 杉江 隆拝
≪ 東京都庭園美術館 http://www.teien-art-museum.ne.jp ≫
■《杉江画廊が推奨する今週の逸品!》
作者 牧 進《掲載中 http://www.gallerysugie.com/suishouhin.htm 》
題名 『浅春』
号数 8号、
材質 紙本、 日本画、
価格 120万円
遠方に霞む富士山を背景として、春を予感させる紅梅、白梅が
鮮やかに描き出されています。牧先生の切れ味の深い筆法と
艶やかな色彩感覚に溢れた作品です。
部屋に飾られたときにとても華やかで新鮮な空気を感じ取る
ことができるでしょう。
作者略歴
昭和11年、東京に生まれる。
昭和26年 川端龍子塾に入門、青龍社にて活躍する。
昭和41年 青龍社解散、以後無所属として作家活動を行う。
昭和46年 川端康成の知遇を受け、山種美術館優秀賞、個展開催多数。
■ホームページの内容 http://www.gallerysugie.com
1.1万8千点のオークションデータの公開。
(会員登録して頂くことにより無料でご利用になれます。)
2.作家別市場分析レポート。(バックナンバーも掲載しています。)
3.700点のインテリア絵画の紹介と販売。
4.ファインアート作品の紹介と販売。
5.作品の買取りシステムの紹介。
6.当社の会社概要、ネットギャラリーの方針等。
7.美術館等へのリンクページ。
8.メールマガジン バックナンバーの掲載。
9.注目の展覧会の紹介。
当社は価値ある美術品の「所有する歓び、そして飾る歓び」をお届けします。
インターネットの特性を最大限に活かすことにより作品そして情報を提供し、
お客様のニーズに合ったコンサルティング業務を行って参ります。
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