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◆◆◆◆◆◆ アートコンサルティング・ギャラリー杉江 - No48-

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2002.9.6.

 

- 目次 -

1.《遊亀・ピカソ・マチス!》 

2.《ホームページの内容》

 

皆さん如何お過ごしでしょうか。

8月は夏休みをとっていたたために、メルマガもお休みをさせて

いただきました。

さて残暑はあるものの季節は秋へと移ろい、芸術の秋となって

参りました。

味覚の秋、スポーツの秋といろいろと楽しみが目白押しですね。

 

 

■《遊亀・ピカソ・マチス!》

 

おととし105歳の天寿をまっとうした「小倉遊亀」の回顧展が

東京国立近代美術館で開催されています。

私が最近扱った作品も今回の展覧会に出品されていますので

とても楽しみにして会場に足を運んできました。

 

遊亀は明治28年に生まれ、大正15年に再興院展に入選して以来

70年間に渡り、女性画家として20世紀の日本の近代美術に足跡を

残してきました。

展覧会をご覧いただければおわかりになると思いますが、

その力強さと自由な表現、明るさは傑出しています。

 

今回私がとくに印象に残った作品は2点あるのですが、

「コーちゃんの休日」と「良夜」というとてもダイナミックな

作品です。

(当社HPトップページに掲載中 http://www.gallerysugie.com )

 

「コーちゃんの休日」は赤や黄色といった原色の明るい色彩を

配色し、構成などもマチスを彷彿とさせます。

また「良夜」は力強くデフォルメされており、人体描写や背景

などは重量感溢れるピカソのイメージに重なってきます。

 

遊亀が25歳の時に生涯の師となる安田靫彦から次のような

教示を受けたそうです。

「一枚の葉っぱが手に入ったら、宇宙全体が手に入ります。」

そして遊亀は次のように語っています。

「写生というものは形だけでもいけない、色だけでもいけない、

対象の生命を引きずり出したようなものでなければ写生ではない。」

これが遊亀の画業の原点であり、一生をかけて追求したものでは

なかったのではないでしょうか。

 

併設されている「クイーンアリス・アクア」で皇居を眺めながら

コーヒーを飲み、遊亀先生の作品の余韻に浸っているときに

フッと閃きました。

「先生はすばらしくセンスのいい、そしてとてもおしゃれな方

ではなかったのかなー」と。        杉江 隆拝

 

 

■ホームページの内容 http://www.gallerysugie.com

   

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