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◆◆◆◆◆◆ アートコンサルティング・ギャラリー杉江 - No42-

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2002.3.16.

 

- 目次 -

1.《プラド美術館!》 

2.「ホームページの内容」

 

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《中村正義展 開催中!》 

於:当画廊にて 3月6日(水)〜3月20日(水)(会期中無休 10:00am-6:30pm)

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皆さん如何お過ごしでしょうか。

すっかりと春らしくなり、今年の桜前線はだいぶ早くなりそうです。

上野公園の入口の桜はもう既に満開となっていますよ。

花見の宴の話題もチラホラと出てくる今日この頃です。

 

 

■《プラド美術館!》

 

今、上野の国立西洋美術館で「プラド美術館展」が開催されています。

私は十数年前にスペインを旅行したときに同館を訪れたことがあるので、

そのときの事を思い出しながら西洋美術館に足を運んできました。

 

プラド美術館は約200年前の1819年に開館され、スペイン美術はむろん

のこと、16,17世紀のイタリア、フランドル絵画の有数なコレクション

として世界に名を馳せています。

今回の展覧会では宗教画、肖像画、静物画77点を、プラド美術館の歴史を

反映するように6つのセクションに分けて展示されています。

ティツィアーノ、ルーベンス、ベラスケス、ゴヤなどの名画の数々を

日本で見られる初めての展覧会ではないでしょうか。

 

どれもこれも素晴らしいの一言に尽きますが、私が特に惹かれた作品は

『神の仔羊』という作品です。

「スルバラン、フランシスコ・デ」によって1635年頃描かれたものです。

 

≪当社HPに掲載 http://www.gallerysugie.com ≫

 

4本の足を縄で結わえられた仔羊が穏やかな表情でうっすらと目を開き、

堅く冷たい石の台の上に横たわっている構図です。

仔羊の柔らかなからだと白い毛並みが暗闇のなかで輝くように浮かび

上がっています。

その明暗と質感の対比がとても厳かな雰囲気を醸し出しているのです。

 

古代より仔羊は犠牲獣であり、強い宗教的意味を帯びた動物でした。

キリスト教においてはイエス・キリストを象徴するものだったようです。

この絵の作者・スルバランは仔羊を通して「境遇への従順、無垢で純粋

な命、犠牲の喜び」といった信仰心を表現していると思います。

 

この展覧会を見終えて感じたことは、16,17,18世紀の歴代のスペイン

君主の個性的な好みが、時々の偉大なる芸術家を育て、宮廷と密接な

関係を織り成してきたという事実です。

“偉大な権力”と“偉大な芸術”の相関する歴史をプラド美術館は

展開しているのではないでしょうか。       杉江 隆拝

 

 

■ホームページの内容 http://www.gallerysugie.com

   

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